歯を白く保つための食べ物ってどんなもの?
歯が白く美しいと、それだけで魅力が倍増するものです。男女区別なく、白い歯ってあこがれですよね。歯を白くするホワイトニング歯磨き粉も、色々なものが販売されていて、試されている方も多いかもしれません。それとともに、歯を白く保つための食べ物にも注意を払いたいものです。でも、歯を白く保つ食べ物なんてあるの?と思われるかもしれませんが、意外とあるのです。
歯の一番上の表面は、薄いペリクルという透明な層になっていて、その下にエナメル質の層があります。このエナメル質が健康だと、光沢がありきらっと光りますので、歯が白くきれいに見えるのです。ですから、美しい歯にするには、このエナメル質を健康にする必要があります。実はエナメル質はハイドロキシアパタイトという成分でほぼ出来ているのですが、このハイドロキシアパタイトというのは骨の成分(カルシウムとリンが結合したもの)と同じ成分なのです。つまりカルシウムを多く摂れば良いということになりますね。
牛乳やヨーグルトはカルシウムが多く含まれていますが、それだけでなくカルシウムの吸収を良くするビタミンDを含んだキノコ類を食べましょう。また乳製品の中でもハードタイプのチーズは、歯の表面に付いた汚れを実際に落としてくれると、言われているので積極的に摂ると良いですね。
ビタミンAは歯のエナメル質を強くしてくれる効果があります。ビタミンAは、緑黄色野菜に多く含まれていますし、ワカメ等の海藻、レバー、うなぎ、イクラ等に多く含まれています。
歯のエナメル質の下にあるのは象牙質ですが、この象牙質が歯の大部分を占めているものです。ですからこの象牙質を健康に強く保つ事は、歯を美しく保つことにもなります。その象牙質を強く丈夫にしてくれるのがビタミンCです。ビタミンCは、果物や野菜に多く含まれています。ピーマン、ブロッコリー、パセリ、アセロラ、いちご、パパイヤ、柿等に多く含まれていますが、果物なら殆どのものに含まれていますから、積極的に果物を食べましょう。
歯というのは、エナメル質が溶けると、またそれを再形成する、という事を繰り返し行っています。この再石灰化を促してくれるのが、ガムでもお馴染みのキシリトールなのです。キシリトールは、いちご、カリフラワー、なす、ホウレンソウ、レタス、玉ねぎ等に含まれています。キシリトール配合のガムを積極的に噛むのもいいかもしれませんね。
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