歯科医院ではどのように歯を白くするの？
歯が黄ばんできて、なんとか歯を白くしたいと思っておられる方は多いかもしれません。ですが、ホワイトニング歯磨き粉だと、すぐには効果が現れませんよね。やはり１ヶ月から３ヶ月、根気よく磨かないと、白い歯にはなれません。ですが、短期間で歯を白くしたいとか、あるいは、もともと歯が白くないので、ホワイトニング歯磨き粉では対処できない歯というのもあります。そういう場合は、歯科医院で歯をホワイトニングしてもらうのが良いかもしれません。
では、歯科医院の歯のホワイトニングって、どのようなものなのでしょうか。
まず、３５％濃度の過酸化水素を歯に塗り、光を当てるという方法があります。この過酸化水素というのは、いわゆる漂白剤のようなもので、３５％濃度となると歯科医師でないと扱えない劇物扱いになるものです。ですから歯科医院でしか行えない方法なのです。この漂白剤を歯に塗って、その薬が浸透しやすくなるように光を当てて行きます。ですので、短期間で効果が現れますし、１回の施術でもある程度の効果を実感出来るようです。ただ、そのままずっと色が続くわけではありません。
ですが、この過酸化水素を使う方法として、ホームホワイトニングと併用するという方法もあります。このホームホワイトニングというのは、歯科医院で濃度１０％の過酸化水素を患者さんに合ったマウストレーに入れて、自宅で１日数時間、装着するというものです。２週間から４週間くらいで効果が現れてきますが、低濃度の過酸化水素で徐々に白くしていくため、長持ちします。ですので、歯科医院でのホワイトニング（オフィスホワイトニング）と、ホームホワイトニングの併用が良いようです。
歯のマニュキアという方法もあります。これは市販されていて自宅で出来る歯のマニュキアもありますが、市販されているものは１日で取れてしまいます。歯科医院でのマニュキアは１ヶ月から３ヶ月は持つようです。
ラミネートべニアという方法もあり、これはマニュキアより自然な透明感のある歯になりますが、歯の表面を削る必要があります。歯の表面を薄く削って、その上にセラミック製の歯を貼り付けるという、方法です。健康な歯を削ってまで、と思う方には向かないと思いますが、大変きれいな仕上がりになります。歯の形や歯並びまで整えてくれるので、白い美しい歯並びになります。ただ、歯１本につき１０万円から２０万円かかります。
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